沖縄の交通事情・天気

沖縄の交通事情

沖縄の交通事情

テレビに映る沖縄は「青い空と緑の海」ばかり目立ちますが、沖縄本島の場合は北部リゾートエリアの景色だったりする事が多いのです。
那覇空港から那覇市内に入ると、そこは県庁所在地、それなりの地方都市なのです。
したがって、通勤時間帯や夕方は自動車が多く、渋滞を引き起こしています。特に雨天時は最悪です。
ご存じでしょうが沖縄に電車はありません。それらしいものは唯一「ゆいレール」だけです。しかし那覇の一部だけのごく短距離運行なのです。
電車がない代わりに路線バス網が発達していますが、観光客には複雑でわかりにくく、しかもダイヤ遵守もイイカゲンで利用しにくいのが現状です。
やはり定番は自動車なのです。しかしレンタカーを利用される場合は帰りの時間帯に注意してください。
沖縄に着いた時が渋滞時間でない場合は渋滞を意識することがありません。しかし帰りが渋滞時間帯だったら・・・しかも雨だったりしたら・・・結果、飛行機に間に合いません。
また、バスレーン規制にもご注意下さい。バス・タクシー・二輪車は通れますがレンタカーなど一般の自動車は通れません。
日曜日午後からの国際通りもご注意下さい。トランジットモール(歩行者天国)で車両は通行できませんので。

沖縄の道路事情

沖縄の道路は濡れるとものすごく滑ります。
特に「排水性アスファルト」という最新の舗装は、雨で濡れるとまるで雪道のように滑ります。
したがって、雨の日の交通事故が非常に多いのです。
58号線やモノレール下の小石ばっかりの様な灰色のアスファルトがそれです。しかも一見するとグリップが良さそうに見えます。これは経年変化で年々ひどくなっています。
軽自動車で簡単にホイルスピンします。二輪車にとっては恐怖のアスファルトですが、当社の場合は「ハイグリップタイヤ装着」でかなりの改善が見られます。
雨が降ると絶対に安全運転を心がけてください。
ちなみに高速道路のアスファルトは本土の砂利を使っていますのでご安心下さい。
また幹線道路以外はけっこう路面が荒れている所もあります。路盤が弱いため重量車が通らなくてもデコボコになりやすいのです。
さらに土地勘が無いところでの住宅街のナビ無し通行は止めた方が良いと思います。住宅街は直線部分が短く、直角でない交差点やカーブや分岐点で見通しが利きません。
「南に進んでいるつもりが、いつの間にか北に向かっていた」なんてこともあります。

沖縄の天気

沖縄の天気

沖縄でレンタルバイクを予定している方は天気予報がとても気になりますよね。
でも沖縄の場合、週間天気予報で一喜一憂するのは無意味な場合が多いのです。
つまり、天気予報は当たらない事が多いのです。
端的に表現すると、天気の移り変わりの「時期」と「規模」を外します。
また、降水確率も信用できません。0%でも降るときは降ります。100%は当然降りますが、50%は「降るところもあるでしょう・・・たぶん・・・」的な感じです。
だから沖縄のツーリングは、前の日の天気予報が雨でも早々と中止を決定することは少ないのです。

3日~7日前の天気予報で雨とでてる場合

まだまだ判りません。バイクに乗れる可能性は50%以上あるでしょう。

2日前の天気予報で雨とでてる場合

その日の前後も高い降水確率なら雨かもしれません。スケジュールの変更考えてください。
その日のみが雨の予報であったり、降水確率は50%まででしたら、バイクに乗れる可能性はそう低くありません。

前日の天気予報で雨とでてる場合

降水確率60%以上なら雨かもしれません。スケジュールの変更考えてください。
50%なら判断が難しいです。少しくらい濡れてもOKなら強行するのもありでしょう。
30%~40%なら短期の小雨を避ければバイクに乗れるでしょう。

台風が発生した場合

台風が発生したら週間天気予報に注意してください。
それまでオール晴れと出ていても、突然による暴風雨の予報に変わってしまう事があります。
沖縄の台風は本土の比ではありません。一大アトラクションとでも表現しましょうか、とにかくスンゴイです。
間違ってもバイクに乗ろうなどとは思わないでください。お断りします。
大きな台風が直撃すると時速換算で200km/h以上の猛烈な風が吹きます。
また、離島へ行く船舶は早くから欠航になり、台風通過後も波が収まらないと再開されません。
離島に隔離される可能性も視野に入れて計画を立ててください